モデリング手順

MMDユーザーモデルをつくる

顔をつくる 立体編 その1

前回つくった平面の顔を、今度は立体化していきます。

前回作成した顔の平面の立体化です。

まずは作成した面をすべて選択します。
「範囲R」、「投縄G」、「移動V」ツール上での選択などなど、お好きな方法で面を選択してください。



また、「Shift」キーを押しながら「obj2(顔のオブジェクト)」をクリックすると、そのオブジェクトにある面が全て選択されます。選択方法はいっぱいあるんですねー。どれでもいいです。



面を選択したら、左視点画面の下絵を見ながら、鼻の一番高いところより少しだけ内側に、ハンドルの青矢印を使って移動します。



立体化では、正面視点画面で移動したい点・辺・面を選択し、左視点画面で移動していきます。
これは基本操作で詳しく解説しておりますので、一度目を通してください。

では、現時点で顔の一番端となる、まつ毛の端とおでこの端の辺を選択し、移動します。



このとき、下絵をご自身で用意された方はまつ毛の端の高さが合うと思います。
公式絵などを使用している方は、上の画像のように合わない場合がほとんどです。
その場合は、高さを合わせようとせず、Z座標のみ合わせます。

位置を調整したら、今度はおでこの面をそれぞれ移動していきます。



一辺ずつ正面視点画面で選択し、左視点画面で移動していきます。



今は大体でOKです。

次に、上まつ毛の内側の頂点、ついでに目頭側の頂点を移動します。



こちらも同じく、正面視点画面でひとつずつ選択し、左視点画面で移動していきます。
さっきは辺移動なのに何で今回は点なの?
辺移動では、辺の両端にある頂点も一緒に移動します。



なので、今回は頂点移動です。



では今度は下まつ毛内側の辺を移動していきます。





同じように移動していくと、問題発生。
何かおかしくね?



おかしい頂点は、移動して修正していきます。



このように、どんどんとZ方向へ移動していきます。










正面視点画面で、縦方向にほぼまっすぐだなーと思う頂点は、まとめて移動するとラクです。
ひとつずつ移動していってもいいです。