モデリング手順

MMDユーザーモデルをつくる

目をつくる その1

下絵の準備ができたら、いよいよモデルを作っていきます。

まずはオブジェクトパネルの「新規」をクリックして、新規オブジェクトを作成します。



ちなみにオブジェクトとは、ペイントソフトで言うならば「レイヤー」機能です。
オブジェクトを頭や体など細かく分けることによって、作業しやすい環境を作ります。
「obj2」を選択した状態で「設定」もしくは「obj2」をダブルクリックで設定画面を開いてください。



最初は顔を作っていきますので、オブジェクト名を「顔」などわかりやすい名前に変更します。
また、人体はそのものはほとんど左右対称なので、ミラーリングもしておきます。
「左右を分離した鏡面」にチェックを入れておいてください。

では面を作っていきましょう。

コマンドパネルの「面の生成」を選択して、出てきたメニューの「表」「面」にチェックが入っていることを確認します。



ここからしばらくは画面左下、正面視点で作業していきます。
1画面表示にしても大丈夫です。キーボードの「F3」キーが正面視点に切り替えるキーです。

まずは目を作っていきます。
上のまつ毛の端をそれぞれクリックし、四角の面を作ります。



このときまつ毛の曲線などは気にせず、単にまつ毛の端をつなぎます。
面の大きさや形も気にしません。



下のまつ毛も同様につなぎます。

上下それぞれ1つずつ面ができたら、今度はコマンドパネル「ナイフ」を選択します。



ナイフの詳細な機能などについてはこちらを参照ください。

では、上の面を2等分します。そりゃっ!



青いラインはドラッグの軌道です。
ナイフという名の通り、面を切るようにドラッグします。
新たに辺と頂点が生成されました。

下の面も同じように2等分しておきます。
新たに生成された辺を選択して、まつげの中心に内側の頂点が来るように調整します。
ついでに外側の頂点も移動してみます。





何となく目っぽくなってきましたね…!